今回も公開Q&Aのご質問に

お答えしていきます。


今日の相談はこの4つ。



・ビジネスはどうやって展開するか?

・モール販売から自社サイト販売にお客さんを誘導する方法は?

・国をまたいで仕事する場合の法律は何を気にするべきか?

・Twitterのスペースを使ってカウンセリングサービスの集客につながるか?



またまたバリエーションも豊富な相談をいただきました。

他の人にとっても、参考にもなるのではないかと思いますんで是非読んでみてください。



ということで、今回もすべてのご相談にお答えしていきたいと思います。


(数が多くなってしまったので3回に分けてお届けします。あと残り4つは次回にお答えします。)



では早速いってみましょう。




■質問1|バロック1718さん


(質問)


ビジネスプロジェクトは持っているが展開の仕方がわからない。



(回答)


バロック1718さん。ご質問ありがとうございます。

「ビジネスの進め方」というと、とっても広い意味になりまして、詳しく話していくと1000時間くらいかかりそうなので、

ざっくりしと説明させていただきますね。



プロジェクトとおっしゃるからには、すでに何を売るか?どんなものを売るか?どんな人に売るか?はそこそこ決まってるというか想定している前提とします。

そして僕に相談してくださってるっってことなので、ネット、オンラインを使うってことも前提にします。



その場合、まずはアクティベーションといって、実際今の想定が正しそうか?を確認することから始めたほうがいいですね。

なにはともあれ「想定通りに売れるか?需要があるか?」が未確定のものは、 すべての労力やお金が無駄になるからんですね。



逆に言えば、売れることがわかれば、あとはどんなに下手にビジネスを進めても、順番を大きく間違えてもビジネスは成長します。

たとえ経営者が馬鹿でも、コンセプトなんてなくても、金の亡者でもです(笑)



やることは単純でしてもし自社サイトでて展開する物販、サービスであれば、そのサービスを紹介しているページを1枚だけのLPでいいから作ります。

サプリメント、健康食品、法人向け受託サービス、コンサル、出張マッサージ、遺言状作成代行、なんでもです。



これを作るときに意識してほしのはこの2つのパラメータ。


・何を解決するか?

・どんなステージのお客さんを対象にするか?


たとえば遺言を作りたい人向けのサービスなら、


・自分で作れない問題を解決する。

・遺言を残したい本人を対象にする。


これでページを作るか、


・自分で作れない問題を解決する。

・遺言を残してほしい家族を対象にする。



これでページを作りるかで反応は変わるからなんですね。



想定しているパターン全部を作るほうがいいです。



その上で、それをネット広告に出します。



ここまで行って、需要がある売れるサービスなり商品ならゼロはありません。

何かのリアクションはとれますので、あとは改善ってフェーズに入れると思うんですね。



もしダメなら先ほどのパラメータでは売れませんので、プロジェクトの元である何を売るか?から変えたほうがやけどしないと思います。


ネットショップでも実は同じで、、

仕入れる前からなんとか写真だけでも準備してアクセスを広告で流してみるといいと思うんです。


モールも同じです。

出品してすぐ広告でアクセスを流すと行けそうなゲームかどうかは判断つきます。



あ。別にこれはテストのやり方の話であって、基本戦略は広告を使わないでもかまいません。

にしても売れないものをどんなマーケしても売れませんので、その確認をしたいんですね。






■質問2|ももさん


(質問)


初めまして。現在モールで販売してます。

モールのお客様に自社サイトで購入いただく為にはどうしたら良いでしょうか?

自社サイトの定期便を利用して欲しいんです。



(回答)


ももさん。質問ありがとうございます。

このご相談は「まさに」という感じですね。

モールで物販をしていて軌道に乗り始めた人が必ずといっていいほど当たる悩みだと思います。


なぜ、Amazon、楽天、Yahoo!などモール販売のままじゃダメか?

いろいろ理由があると思うんです。



Aそもそもモールは手数料が高く無駄が多い。定期販売などのサービスも自由度が低い。

B新規はモールの力で売れてるが、リピートは自社の力。なのに同じ手数料がかかる。

Cモールだと他社と並んでいるだけで、自社を選んでもらってるわけではなく価格だけの競争になりがち。





結論を先にいいますとですね、結構大変です。

これは構造上の問題なんです。




自社サイトからモールもチャンネルとして準備するケースはうまくいきます。



そもそも制限がないので、モールでも決済できるよって告知や誘導もとてもしやすいのが1つ。

そして、自社でお客さんを囲ったうえで、自社商品をより便利に買ってもらうための”サービス”としてモールが存在するからなんです。



もちろん自社サイトにもポイント制度や、自社サイトオンリーのクーポンやセールを行って囲い込みをするほうがお客さんのLTVが上がります。

だからできれば自社サイトだけで展開したいところです。



でもお客さんにはお客さんの理屈があって、楽天ポイントの世界で購入活動をしているお客さんにとってはあなたの商品も楽天においてもらうほうが便利なんですよね。

Amazonもしかり。


支払い方法に後払いやpaypayを準備するような意味合いがあったりします。





これが逆の動線だと難易度が格段にあがります。

(だからこそ相談いただいたのだと思いますが^ ^)




まず、モールは外部へのリンクも誘導も規約で禁止しています。

この物理的な制約がまずは一番面倒です。



やれるとしてもルール違反上等で商品にチラシを同梱するとか。

楽天でラインの会員をつのってメルマガ的につかつとか。


またはメールや箱にサイト名称店舗名称をとにかく目立たせて、検索してもらって自社サイトを見つけてもらうか。


この時点で切り替えが非効率な仕事になるんです。



さらに言えば、モールから獲得したユーザの多くは、たとえば楽天なら楽天経済圏の中で商品を選定している場合もありますし、

AmazonならAmazonの枠の中で商品を購入する人もいます。

そこから抜けるには、単にお金がお得ということ以上のインセンティブが必要になるんですよね。



定期購入できますよ。でもいいのですが、

それには価格的なメリットも大きくなければなりません。


そうなると、自社サイトへ誘導したほうがコストが高くなることもありえます。




そもそも論を言いますと、モールで新規客を獲得するのと、自社で新規客を獲得するのではメリットデメリットがまったく違うんです。



モールは新規客が安くとれる。リピートは誘導しにくい。

自社サイトは新規客が高くなりがち。でもリピートは誘導しやすい。



これの良いところだけを混ぜるのはなかなか難しいのですよね。



じゃどうするか?ですが方法はこんな感じかと。




1、モールでブランド価値を極限まで上げる。


そもそもモールだけで有名なブランドになった会社はたくさんあります。

指名検索されれば、自社に切り替える人も出てきます。

モールでできないことは自社にはできないと割り切ることも大事です。



2、自社サイトでの新規客獲得をする。


当たり前ですが自社サイトでのメリットを享受するなら、新規獲得を自社でやるほうがいいです。

両輪を別ものとして回してリスクヘッジしている店舗も増えています。




もちろん今扱ってるモールによっては変わるのですが、基本的なことは同じかなと思うんです。



お気持ちはわかるんですけどねー・・・。

みんな考えることは同じでしてね。。。。







■質問3|なおこさん


(質問)


国をまたいで仕事をしている場合、スタッフが海外にいる場合(日本を含め)、

税金の申告書類や、自身のマイナンバーなど、所在を明らかにしなくてはいけないような法整備や、

各国のデジタル化が急速に進んでいるのを感じます。

各国の法律に基づいてきちんと手続きをしたいのですが、今、過渡期にあるようなので、

どのようなポイントを押さえていったらよいのかを知りたいです。




(回答)


なおこさん相談ありがとうございます。

海外在住者さんならではのご相談ですね。僕もクライアントさんとよく相談される内容です。



法律とかルールって考えた場合は、3つの視点があります。

(ただ税務などは僕が税理士でないので日本でアドバイスをする資格がないので経験則で話すという理解でお願いします。)



1つ目:税務


まず自分が納税をするべき場所かを守るってことですね。

個人と事業でわかるけど、アメリカ在住やアメリカ登記の会社なら納税申告はアメリカで行います。


日本の顧客からお金をもらっても、円でもらっても、日本の銀行口座にもらおうが同じです。

例外はアメリカ以外の国で金融商品からの利益が出たときとか(そもそもないと思うけど)

アメリカ以外の国に渡航したときに」お金をもらってサービスを提供した場合です。


これをきっちり申告しておくことで何も心配はないと思います。


ちなみに、業務委託(外注)で報酬を支払ってる人もこれが適用されますのでそうしてもらうべきです。

が、ここは関係ないわけですから介入する必要もありません。




2つ目:国際金融取引


たとえば海外送金は今結構厳しくて個人口座から海外送金するのは結構大変です。

というか事業目的では無理なことが多いです。


だからといって誰かが代わりに送金するのは銀行法などで禁じられてる国も多いので

このあたりはきっちりルールを守っておくほうがいいですね。


日本も個人や法人が海外送金する場合はマイナンバーや法人ナンバーが必要ですが、

「必要なもの」として提出して運用すればいいだけかなと。



もちろん法人口座がないとか、いろいろ問題がでるんですが、

その場合もルール違反せずに運用する方法(ノウハウ)がありますので、工夫すれば大丈夫だと思います。


僕もクライアントさんとしょっちゅうその話をしてスキームを考えてますが、問題なく実行できてます。






3つ目:法令


これは今回の質問とは別ですが、法律は守りましょうねってことですね。







■質問4|渡辺さん



(質問)


ツイッターのスペースを使って認知を広げることが、カウンセリングビジネスに繋がるのか、

(集客)を考えていますが、河野さんのご意見をお聞きしたいです。よろしくお願いします。




(回答)

渡辺さん、ご相談ありがとうございます。

カウンセリングサービスのお客さんを集めるのに、Twitterのスペースが使えるか?という質問ですね、

知らない人のためにまずスペースの話から。


ちょと前にclubhouseてアプリが流行ったの覚えていますか?


音声だけで見知らぬ人が集まって、雑談したり、相談に乗ってもらったり、有名人の世間話を聞いたり、

そういう音声のライブコミュニティのようなものです。


主催者が司会をして周りを話させたり、

主催者が会話してるのを周りは聞いてたまに質問したり、

全員でぺちゃくちゃ話したい使い方は本来自由なもの。



当時は有名人がすごくやってたので芸能人とか著名な社長と近づける気がして興奮していた人も多いと思います。

話してるほうも新鮮だったみたいです。


とにかく即興で行いますし、音声だけで風呂にいても、車にいても、子供と公園にいても、ノーメークでも

ベットでも仕事しながらでも参加できるのがよかったのかもしれませんね。




それを真似てTwitterがはじめたのがスペースです。



たとえば渡辺さんが「お悩みを打ち明けるルーム」みたいなのを作ったとして、

そこに悩めるユーザが参加したとします。

軽く相談にのり、信頼を得たあかつきに有料カウンセリグに誘導するって手順が想像できますね。




結論から言えば、人によってはカウンセリングの集客に使えるけど人によっては徒労に終わるて感じじゃないかと。



まず、顧客対象が集まるってことは間違いないと思います。

そこは疑問の余地がありません。


そもそもあの手のサービスに参加する人は、自己承認欲か、深い悩み、孤独、寂しさを感じているケースが多いからです。



ただ、そこはSNS、お金を稼ごうと思うといろんなハードルがあります。



まず無料SNSで悩みを打ち明けたり、悩みの解消を試みようとする人は有料で何かを解決しようという購入欲求が低い。

つまりお金を払うユーザは確率的にほんの一部になります。

(しかも金をとろうとすると拒絶するって人までいます)



これは主催がいくら気のきいたことをいうとかそういうのは関係ありません。

確率の問題。



てことはすごく大量の参加者を集めていかなければなりません。

とはいえ腐ってもTwitter。人数を集めることができるなら同じことを考えてる人も多いので競合になり集めるのに苦労します。

もしライバルもいなくて集めやすい場合は、ユーザがそもそも少ない池であることが多いので結局目的を達成できません。




となると大量に集める努力をすれば十分使える。

けどその時間使う気がありますか?ないなら広告のほうが早くね?みたいな話になりますね。








・・・今日はまず4つのご質問に回答してみましたが、

文面から読み解けてなくて、解釈が間違ってれば申し訳ないです。

その場合はや、お答えについてもっと詳細に言及してほしい場合はまた質問受け付けするときにおしえてくださいね。

または、直球でコンサル受けてみてくださいませ。








ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、

もっと理解したい人は、そっちもご覧ください。







【雑談】宇宙ビジネス


最近友人と宇宙ビジネスについて話す機会がありました。


SF好きな僕としては知ってるつもりだったけど、いまいちわかってないことも多いなとおもって、

ちょと改めて学んでみました。


なんかすごい知らないこと多すぎて楽しかったです。


興味あればこんな感じで調べると面白いですよ。



プレイヤーはざっくり分けると4つ。



・ロケット飛ばす人

・衛星を作る人。

・衛星を使ったデータを活用する人。

・宇宙旅行させる人。



衛星もいろいろ。


・衛星の中でもGPSてなんなのか?

・日本のGPS補完衛星「みちびき」て何?

・イーロンマスクのスターリンクとは?

・飛行機でなぜWIFIが使えるの?



とはいえ、ネット黎明期よりビジネスにするのはなかなかやっかいですね。

あの時ならサイト作成とか、プロバイダとか、比較的やりやすいのもあったんですけどねー。




やれそうなのは衛星のデータを使ったビジネスですが、

「衛星データって言われても!ってなります。




なんかアイデアありますか?(笑)



カリキュラム


  モール販売から顧客を自社サイトへ誘導したい|公開Q&A【625回】
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