今日は先日募集した

公開Q&Aをお届けします。



今回も興味深い質問を7ついただきました。



・人からすごいと思われたい感情をどうしたらいいですか?

・ニューヨークの交流会へ日本の参加者を集客したい。

・ネット通販の広告費を下げたい。

・個人でも顧客に信頼してもらう方法

・将来しょうもない50代起業家にになりたくない。

・儲かるビジネスと楽しいビジネスどっちを優先すべき?

・眉メイクのメッソドをオンラインで販売するときの注意点は?



この中から今日は前半の4つについて回答しますね。

後半は来週お届けします。



早速1個1個回答していきます。



■質問1:匿名希望さん


(質問)

いつも楽しく読ませていただいています。

夫婦と、パートスタッフ数名で、小さな事業を行なっています。

今の売上規模で、生活は成り立っており、やりたいように運営できているので、経済的にも精神的にも自分自身満足しているのですが、

心の隅に「世間からスゴい!と言われたい承認欲求」がくすぶっています(-.-;)y-~~ 

たいてい、承認欲求の際に見られる点は事業規模だったりします。

結論は出ていて、今よりも強引な規模拡大はしないと決めています。

ただ、自分の承認欲求とどう折り合いをつけていけばよいでしょうか?

変な質問で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。




(回答)

すごい面白いご質問ですね。

人から評価されたいっていうのは、少なくても起業家にとっては普遍的な欲求だと思うんですよね。

事実、この手の相談や悩みが多いんですよね。


もちろん、「人の評価なんて気にならない。」とかっこいいセリフを言う人もたくさんいますが、

それは本人が気がついてないか認めていないだけで、すでに事業規模や知名度、フォロワー数や所属するネットワークのおかげで、

「人からすごいと思われる状態」になってるからこそ出るってオチも多いです。


もちろん誰からも本当にすごいなんて言われてないけど悟りにたどり着けてる起業家もいますが少数派です。

多くの起業家は人に言わないだけでみんながもってる感情じゃないかと僕は思ってるんです。

言わないのは恥ずかしいからか、「承認欲求が満たされてるから」ってことのほうが多いと思います。



なので、答えは簡単でして、自分の納得感が出るか、そんなもんか?と思えるくらいまで評価されるような活動をすればいいって話になります。



ただ、今回のご相談はそこまで単純ではなくて、

事業規模を大きくして人からすごいと思われたいのだけど、事業はこれ以上大きくするつもりがないってダブルバインドなんですよね?


僕からのアドバイスというかアイデア、提案はケース別に2つ。



ケース1:


事業規模という数字で人からすごいと思われたいと思ってるのに事業を大きくするつもりがないと思ってる場合、

もしかしたら、事業規模を大きくできる自信がないから、大きくするつもりがない。という論法にすり替えて、

本当はすごい自分なんだけど、そういう理由ですごいと思われないという逃げを打ってるケースです。


この場合は単純にデカくする努力工夫、覚悟を持ってやっていくしかないかなと。


で、こう言う時って、すごいと思われたくてでかいしたいけど苦戦してると笑って言えるようになるころには、

デカくしたいと努力している自分に自信も出ていましし、その過程をみてる人から「すごい」と言われるようになったりします。


つまり「事業規模」「時価総額」という数字が達成してなくても、過程をみて根性入ってれば「すごい」と評価されちゃうってことも

よくあるって意味なんです。



ケース2:


事業は本当に大ききしたくない場合は、すごいと思われる方法を変えてみるといいのじゃないかと。

たとえばプレスなり、SNSなりなんでもいいのですが知名度を上げるだけですごいとなるでしょうし、

人の集まる場所を作ればその参加者からはすごい人と評価されるようになると思います。

たとえば、自分の経営するサロンは売上が生活ギリの社長がいたとして、

サロン経営しつつ、近隣の個人事業主を集めた交流会を主催してお世話をしたりコネクターをしたりしてるとします。

参加者がのべ100名を超えるようになれば、ものすごい感謝されるし、リーダーとして認められてるでしょうし、

すごい人だと評価されてると思います。

サロン経営者としてはその辺にいる食えてる人ってだけかもしれませんが、

人としてはすごいと十分に評価されると思うんです。




ケース3:

承認欲求というのは表面的なことであって、人生の満足度とかが欠落しているのかもしれません。

たとえば、ビジネスは小さくやってるけど、趣味のトライアスロンで大会出てる人とか、

地域のサッカーのコーチをやってるとか、ボランティアをしているとか、

言葉は悪いですが女あそびをしてる人とか?人生の充実度を高めてル人って、

承認欲求が少ないというかどうでもいいと思ってることが多いと思います。


つまり承認されたいんじゃなくて、満足度が低いからそこに求めてるって状態かもしれなくて、

その場合は人生の充足度を埋めるのはなんだろう?というアプローチをしてみてもいいのじゃないかと思うんです。




つまり、すごいと思われたい感情が本音ならば無理に抑えず、

別にいいやと思うまではすごいと思われるための活動をしていけばいいのじゃないです?

ってことを言いたいんです。



すごいと思われない感情が人生の満足度の欠落から思い立ってるなら、不足しているのは本当にそこか?

というアプローチをしてみてもいいのでは?ってことを言いたいのです。



このアイデアや予想。大きく誤解していれば申し訳ありませんが、

まんざらでもない場合は参考にしてみてくださいませ。





■質問2:武石あずささん




(質問)


河野様いつも親切な対応有難うございます!

質問:私はニューヨークに30年住んでいます。

色々講座などを主宰していますが、次の案は:メタバース時代に備えて“東京ーニューヨーク半々ライフスタイルハイソサエティー"みたいな

人脈重要対面ビジネス/ソーシャル名刺交換会のようなのを、自宅パーティー、ワインテースティング、美術館イベント、ギャラリーオープニング等で会員制で広めたいのですが,

ニューヨークはトップクラスや弁護士多数は既に可能なのですが、東京(日本)でニューヨークへビジネスをしたい人、将来移り住みたい人をどこから引っ張るのか分からずどうぞヒントを頂けると大変有難いです!

広告は何処へ?年齢で不問、ただしある程度ビジネスの基盤があるとよりOK.

当方で、ビザ専門、ビジネス弁護士、どこへ行けばどんな人(有名人)に会えるか、メトロポリタン美術館の日本語ペラペラのキューレーター等直ぐ紹介出来ます!是非日本側集客のヒントをお願い出来きると感謝です!!



(回答)

武石あずささん、ご質問ありがとうございます。

まずビジネスのアイデアを要約すると、ニューヨークでビジネス交流会のような会員制ビジネスをしたい。

その時日本側でもニューヨークでビジネスをしたい人を集客したい。

そのと言う感じだと思います。

で質問はその日本側の集客の方法を知りたいってことですよね。


ただ、このケースはビジネスそのものについて先にコメントさせてください。

ニューヨークの経営者やフリーランス、弁護士などを集めたコミュニティにするのはすでにひとはた会とか、BNIなどがありますので

問題ないと思うんです。


ただ、日本からわざわざそのネットワーク参加させるってのは、潜在的な要望はあるかもしれないけど

顕在する需要があまり存在しないんですよね。


なので日本側を集客するなら、もっとシンプルにニューヨークで起業したい人への普通のサービスを提供して

集客すると早いかもしれません。


・ニューヨーク進出セミナーをやったり、動画で配る。

・ニューヨーク会社設立のホワイトペーパーや無料相談を受ける。

・日本の都市でニューヨークビジネス交流会を開催する。

(過去にいたとか、ふわっと望んている人も含めて)


こういうオファーで広告を出すといいと思います。

FACEBOOKなら 興味関心に 起業、米国、ニューヨークって入れておくといいです。

グーグルなら直球でキーワード広告を出すといいですね。




■質問3:ペンギン太郎さん



(質問)

こんにちわ、いつも有益な情報をありがとうございます。

ネット通販の広告費(CPA)改善についてお尋ねします。

・リマーケティング広告の規制

・広告の競合によるクリック単価の高騰などによって、

ネット通販のCPA(広告費)が悪化しています。

特に、新規顧客の獲得単価が厳しいと感じています。

・リマーケティング広告に依存せず、初回訪問者を低コストでサイトに来訪させる方法

・コンバージョン率を落とさず、クリック単価を下げる方法についての手法や事例、有効なネットツールなどあれば教えてください。

できればSNS以外の方法が望ましいです。



(回答)

ペンギン太郎さん。ご相談ありがとうございます。

とっても具体的なご相談ですね。


そしてきっとベテランさん?玄人だと思います。

なのでその前提でお話ししますね。

(読者でわからない人はおいてきにぼりになってしまうかもしれませんがごめんなさい。)


おっしゃる通りECにおける広告費は高騰の一途をたどっていますので切実で具体的な課題だと思います。

すでになさってることも含まれるかもしれませんが、総論での解決策と、各論での解決策があります。

まずは各論から。


各論1:

広告の運用セッティング方法を、メディアを試しまくってCPAなりCPOの下がる方法を見つける。

自社サイト運営をしている前提でお話してますが、

GoogleであればP-max、動的検索、ファインド、動画、キーワードなどのキャンペーン手法、

目標ROASでの機械学習。

ヤフーも同様の複数のキャンペーン手法。

Facebookであればクリエイティブの鬼テスト、カタログ販売。

商材によってはアフィリエイト。

などなど・・・このあたりは徹底的にやると少なくてもCPAが下がるポイントは見つかることが多いです。



各論2:

これはやってきた数によりますがLP側の鬼ABテストをしてみます。

僕のやったアパレルだと、ヘッダーの動画AB、コピーAB、CTA(クーポンなのか、メルマガ登録なのかなど)テストなどで

CV率は改善していきました。

ただある程度やってる場合は誤差程度なのであまり意味がない場合もありますね。




次に総論です。


総論1:そもそも広告費が高騰しているという事実を受け入れてビジネスを設計し直す。

たとえばLTVが低い場合は上げる努力をするとか、そういう意味です。


総論2:初回購入の広告費とLTVの回収のサイクルがどうやっても長くて資金が持たない場合は、

その商材はあなたの資金力だと”やれる商材”でなくなってるという判断も重要になってきます。

その場合は横展開をするなり全く別でもいいので普通にやって広告費が低い商材なりビジネスに

切り替えるという判断も必要かもしれません。


僕のクライアントさんでも数億の売上があってもこのサイクルが短い商材を扱ってる方は

10年で4度とかビジネスを変えてる人も多いです。



で、このアイデアってペンギンさんが玄人なら玄人ほど「もうやったよ」ってことになるので、

アドバイスになっていなかもしれません、その場合はご容赦ください。


でも逆にそれなら、いよいよ潮時ってこともあると思うんですよね。





■質問4:匿名希望さん



(質問)

会社名がなく個人名で信頼してもらえるかが障壁になっている



(回答)

ご質問ありがとうございます。

あっさりしているご相談なので、細かくは判断できないことが多いので

ふわっとした回答になりますが、お返事しますね。


結論から言えば、会社名がなくて信頼されないってことは現代のビジネスでは

ほとんどないと思います。


あるとしたら、売り先が上場起業とかで、しかもコールドコールテレアポとかで

セールスしてるか。人から紹介されてお願い営業しているようなケースだと思うんです。



逆に言えば、会社名がないとビジネスが成立しない世界のほうがめっちゃ狭いので、

普通に個人でもやれるもっともっと大きい普通の世界でビジネスされるといいと思います。



もし普通のビジネスをされてるのなら、それは会社名がないから信頼されてないのじゃなくて

マーケティングができてないから信頼されてないのじゃないでしょうか?


・セールスのプロセスは1ステップ型が2ステップ型どっちがふさわしいか?

・サイトの要素はちゃんと入れてるか?顧客の声とか桜でいいから入れてるか?

社長のことは書いてるか?コピーはわかりにくくないか?

・広告でちゃんと露出してるか?

・情報発信はしてるか?


などなど、ビジネスによって変わりますが、このへんの基本的なことを

まずは抑えてみると”信頼されない”という悩みは消えると思うんですよねー。






て・・・




今日は4つのご質問に回答してみましたが、

文面から読み解けてなくて、解釈が間違ってれば申し訳ないです。

その場合はや、お答えについてもっと詳細に言及してほしい場合はまた質問受け付けするときにおしえてくださいね。

または、直球でコンサル受けてみてくださいませ。









ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、

もっと理解したい人は、そっちもご覧ください。





【雑談】50代にとっては最高の映画!?



「トップガン マーベリック」ついに見ました。



複数の友人から熱く勧められてたのですがなかなか行けなくて、

公開終了前にすべりこみで見れました。



結論は最高でしたよ。



久しぶりに映画館で見てよかったと思いましたし、

ワクワク、ドキドキ、涙あり、感動ありのエンタメ作品でした。


なんでもあの映画40代50代のおっさんに特に受けがいいそうです。



・とにかく60歳のトムクルーズが相変わらずかっこいいし、そしていい体してるわけです。

おっさんは「お、おれだって!」ってなる。



・ロートルが若い奴を実力でねじ伏せる。

前作のトップガンでエースパイロットだったトムクルーズ演じるマーベリックが

歳をとって現場を離れて教官をさせられるんだけど、現場で若い奴にまだ実力で上回ってるところを見せ付けるシーンがあったりします。

おっさんは「お、おれだって!」ってなる。


・自らも苦悩しながらも、後輩をちゃんと導くシーンもある。

おっさんは「お、おれだって!」ってなる。




と、まーいろいろ「まだまだ頑張りたいおっさん」には刺さるんです。




あ、ちなみにそんなの関係なく、ストーリーも戦闘機のファイトシーンも音楽も全部最高ですから

そんなの関係なく面白いですからオススメですよ。




ミッションインポッシブルとか、ああいったエンタメ好きなら気にいるはずです。



カリキュラム


  人からすごいと思われたい。他|公開Q&Aコーナー【第639回】
利用可能
日 受講された後

このコースは個別では販売していません。各種見放題プランに含まれます。該当の見放題プランを受講いただくことで視聴可能になります。

この動画&音声コンテンツと講師について


この動画&音声コンテンツは、コンテンツラボの代表である河野が配信する。ポッドキャストとYouTubeチャンネル「インターネットビジネスてそういうことだったのか」の各トピックです。

ビジネス、起業、マーケティングはもちろん、自分らしいライフスタイルなどについて毎回お話しています。